行動を変えれば自分は変わる。前編

加藤諦三先生の講演をまとめてみました。

行動の背後にある動機

自分は今のままでいいと思う、自己肯定

自分は今のままではいけないと思う、自己肯定

人は色々な考え方、思考があるがその思考は

自分が無意識に行ってきた試行錯誤の結果であるとのことです。

初めて弟ができた姉の場合。

両親の注目を浴びて育ってきた女の子がいたとする。

しかし弟が生まれ、両親の注目は弟に注がれる

不安になった姉は泣いたり困らせて親に注目してもらうようにする。

しかし親は自分には注目してくれない。

そこで姉は家のお手伝いをして、弟の面倒をよく見るようになる。

すると、親は再び姉に注目するようになる。

姉は、「親はいいことをすると自分に注目してくれる。」と無意識に認識し、

それに沿った行動をとっていくようになる。

水がいつも同じ場所に流れる。

人間の行動は「水の流れににている」とのこと。

最初水はたまたまそこを流れただけかもしれない。

次に流れる水は最初に流れた水により、少し溝ができているので同じ流れ方をする。

次々に水は流れるが一旦できた溝はどんどんと深くなる。

人の行動も同じである。

人の行動には無意識の中に動機があるらしい。

刑務所の実験

外国の刑務所である実験が行われた。

「犯罪はやめなさい」と説得するグループと

「犯罪はやめなさい」と説得されたグループ

再犯の率が低かったのは、

「犯罪はやめなさい」と説得したグループであった。

発信した側の方が、受信した側より影響が大きかった。

まとめ

人が起こす行動には、無意識下で試行錯誤した結果に基づいていて、

逆に行動を起こすことで無意識下で動機が作られるとのことです。

自分に変化をもたらす為には行動することが大事。

これを仕事に生かせればと思います。

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