【電験三種】直流回路②重ね合わせの理

お世話様です。店主です!

使用している参考書はこちら

前回は途中で眠くなってしまったので例題を続きから。

【抵抗Rに流れる電流Iを求めよ】

重ね合わせの理より 60Vの回路と80Vの回路に分けて考えます。

起電力60Vの回路

起電力から遠い抵抗から合成抵抗を作っていきます。

全ての抵抗を1つにして全体に流れる電流を求めます。

この回路全体を流れる電流は

(40Ω+20Ω)/60V=1アンペア となります。

求めたい電流は抵抗Rに流れる電流です。

40Ωと40Ωの並列接続の片方です。

たまたま同じ大きさの抵抗ですので半分の1/2Aとなります。

起電力80Vの回路

同様に起電力から遠い抵抗から合成抵抗を作っていきます。

全ての抵抗を1つにして全体の流れる電流を求めます。

この回路全体に流れる電流は

(60Ω+20Ω)/80V=1アンペア となります。

求めたい電流は抵抗Rに流れる電流です。

並列に接続された30Ωと60Ωの30Ω側の電流が知りたい。

30Ω:60Ω

3:6

1:2

となり

全体の電流1アンペアの2/3が抵抗Rに流れます。

ちなみに60Ω側には1アンペアの1/3が流れます。

重ね合わせる

抵抗Rに流れる電流は向きを考慮し

2/3−1/2=1/6アンペアとなります。

むきは向かって左へ流れます。

今回はここまで。

次回は

【電池の内部抵抗とテブナンの定理】から。

自分が勉強していることを記しています。

大変申し訳のないですが、

間違っていても責任持てません。よろしくお願いします。

ご清聴ありがとございました!

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